フリーランスで活動しているとクライアントとの打ち合わせは頻繁にあります。
打ち合わせ自体は問題ないんですが、どうしてもダラダラと時間ばかり費やす打ち合わせも多くなってきます。
わたしが取引しているクライアントさんの事例をご紹介します。
目次
よく遭遇する打合せの3つのタイプ
とにかく打合せ頻度の多いA社
相談ごとや懸念事項があると、すぐに関係者を集めて打合せをするタイプです。
たまに話が脱線することもありますが、本題を掘り下げて話を行うことができ、今までなかった気づきが得られたり、スピーディーに方向性が定まります。
場合によってはリモートでの打ち合わせも行うことも多く、臨機応変な対応もしてくれるため、案外不満は感じていないです。
雑談の割合がおおいB社
直接会社に伺って打ち合わせをしているB社。
ここの社長さんは割と雑談が好きなタイプの方で、本題に入る前に雑談で1時間は費やしてしまうこともざらにあります。
さりげなく本題に戻そうと試みるものの、油断するとB社のスタッフとの雑談が始まってしまったりと、とにかく無駄な時間が多いです。
終わってから振り返ってみると、本題の話は(手短にすれば)10分程度で終わったんじゃないか!?と思うことがよくあります。
安くはない報酬をいただいている手前、適当に扱うこともできずどうしたもんかと頭を抱えているところです。
リモート中心のC社
自宅から離れた場所に店舗を持っている会社さんのため、直接伺って打ち合わせをすることもありますが、基本的にはZOOMなどを使ったオンラインでの打ち合わせが多いです。
ここの社長さんはB社の社長さんと違ってあまり雑談を好まない方なので、本題を話してちゃちゃっと終わることが多いです。
ただ、打ち合わせの中で色んなことを閃くことが多く、当初の議題から全く逸れた内容にじわりじわり…と移っていってしまうことも多いです。
アジェンダとして話をするテーマはあらかじめ定まっているものの、ブレスト(※)をやっている感じで別の選択肢を次から次に思いつき、あっちへ行きー、こっちへ行き―がよくあります。
結局打ち合わせの時間が長くなる傾向にはあるんですが、雑談はあまりないのでそこそこ中身の詰まった打ち合わせをすることができています。
※ブレスト
「ブレーンストーミング(Brainstorming)」の略です。 一つのテーマに対して、複数の人が、自由に意見を出し合う事で、新しい発想や問題の解決方法を導き出す手法です。
引用:ブレストの意味、やり方は?
着地点を失ってしまう打合せがおおい
打ち合わせが本当に必要な時ってどんな時なんでしょうかね?
大抵が直接会わなくてもメールだけで済むんじゃないか?とか、電話でいいんじゃないか?とか、そういうときの方が多いような気がします。
どうしても打ち合わせをしないといけない場合でも、リモートで時間を決めてやってしまえる選択肢がとれれば、お互いにとっていいんじゃないのかな~と思っていたりします。
一部の会社では、打合せをすること自体に価値がある、という社風があったりするんじゃないでしょうか?
現に前職では、打合せが大好きな社長がいて、毎回4,5時間かける割に何も生み出さずに終わる、という残念なことがしばしばありました。
打ち合わせは手段であって、本来そこから新しい成果物を生み出していくのが正解です。
管理職や一部社長さんの中には、打ち合わせが目的になってしまっている人って、結構多いんじゃないのかなあ。
ただかく言う私も、サラリーマンの時は2時間位の長い長い打ち合わせを終わった時点で、一仕事終えた!!っていうふうに感じてしまうことがよくありました。
これはサラリーマンである以上ある程度仕方ない部分もあるのかなと思います。
フリーランスは無駄な打ち合わせに敏感
フリーランサーはどちらかというと成果主義的な働き方になりますので、打ち合わせは敬遠する傾向にあるんじゃないのかなと思います。
打ち合わせも30分を超えてくると、時計をみる回数が増え「どうやって切り上げようか」に頭の中がフル回転するようになります。
サラリーマンの時はもう本当にスケジュールがタイトでもうやばい!って言う時以外は、「打ち合わせか~まぁいっか」ぐらいにぼんやり考えていることが多かったです。
そういう意味では、時間の使い方に対してシビアな考え方をもてるようになったのかな、、、とポジティブに思います。
結論:事前にリミットを伝えておく
わかりきった結論ですが、これだけしか打ち合わせの時間が取れません、と事前に牽制をしてしまえば、いたずらに長い打合せもコントロールすることができます。
ただフリーランスという立場上、強くモノを言えない場合は、遠回しオブラートに包んで言うスキルも必要になるかもしれません。。。
全部リモートで打ち合わせができればいいのになぁ。
強制的に30分で打ち合わせが終わってしまうようなウェブサービスがあればそこそこ流行るんじゃないのかなあ、と思いつつまた打ち合わせに向かいます。