サラリーマンをしながらお小遣いを稼いでいる人はいくらでもいます。
ゆくゆくは独立したいなら、簡単な副業からチャレンジしていくと色々勉強になりますよ。
目次
最初は知り合いのホームページを2~3万円で受けてた
私が副業の第一歩としてやり始めたのは知り合いのウェブサイト制作からでした。
何のつてもないので、まずは周りに仕事のあてを聞いて回ってました。
当時サイト作りの相場も全然知らずに、2週間ぐらいかけて完成するようなWebサイトを20,000~30,000円という破格の値段で受けていました。
今考えるととんでもない価格設定ですね。。。
それでも当時ははじめての副収入ということもあり、ものすごく嬉しかったです。
クラウドソーシングに手を出し始める
しばらくは友人や知り合いのサイト作りを行っていましたが、案件は無限にあるわけではありません。
ある日クラウドソーシング(ランサーズ)の存在を知り、よくわからないまま初めてみることにしました。
始めた当初は、実績も何もないのでひたすらタスク案件(※)をこなしていたいました。
※タスク案件…1つの作業あたり10~1,000円あたりの低い報酬で、10~30分で終わるような仕事のこと。作業のハードルは低く、だれでも参加することができるのが多い。
ただ、、、誰でもできるので時給換算するとものすごく割に合わない仕事が多く、本当に暇つぶしで行う分にはいいと思いますが、本格的に副業としてやる分には単価が安すぎました。
単価が安すぎて割に合わない、、、
タスク案件で少しずつ実績数を増やした後、コンペ形式の案件に手を出しはじめました。
コンペ形式…依頼内容に合う制作物をみんなこぞって提出して、最終的に依頼者が1つだけ(たまに複数)選ぶという方式。
タスク案件に比べて単価はいいのですが、いかんせん選ばれなかったときのダメージが大きいです。
かけた時間が無駄に終わってしまうこともしばしばありました。
時間をみつけてとにかく提案
それからは暇をみつけてはひたすらコンペ案件に提案していました。
ほかの応募者が提案しているやり方(コツ)を真似して、当選確率をあげようと試行錯誤を繰り返していました。
- 提案は期限ぎりぎりに提出!
- 自分のよりすぐれた提案があれば、それを超えるようやり直し
- 高単価の案件はやめとく。競争相手の少ない案件のみ狙う(30,000円弱の案件にたくさん提案)
- クオリティで競争相手にかなわなそうなら、全く別ベクトルのデザインをだす
こんなせせこましい努力を続けていました。
コンペで稼いだ額は30万円程度
どれくらいの期間取り組んでいたかというと、、、約1年です。
(途中、忙しかったりでやってなかった期間もありますが)
ものすごい打率の低さでしたね。
それでも下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの精神でたまーに当選していました。
この低い当選率で、なぜモチベーションが折れなかったのは、コンペ初心者のころビギナーズラックで5万円の案件当選がでちゃったからです。
いま改めて見るとひどいデザインなのですが(なぜ当選したのか、、、?)、大きすぎる額が簡単に手に入って、ひゃっはー!!と喜んだ覚えがあります。
お得意さんができると最強!!
ただ、コンペ形式でいくら当選をしたところで、単発で収入をもらってそれきり。継続的にクオリティの高い仕事ができないと、稼ぎ続けることはできません。
ここで私の運がよかったのは、当選案件の中のある一つの依頼者(A社)が継続的に仕事を依頼してくれるようになったことです。
私はできのいいデザイナーではなかったのものの、とにかく丁寧に丁寧に修正依頼等を受けていたところ、その後も継続して仕事をくれるようになったのです。
中規模サイトの作成にも手を出し始める
ランサーズをしながら、本業もだいぶ慣れてきた頃に、また知り合いのツデで中規模の企業サイトを作るということも多くなってきました。
20万とか30万円とかの案件だったのですが、サラリーマンの副業としてみればものすごい大きい額です!
その辺からいよいよ独立しても大丈夫かな。。。と思えるようになってきました。
収入の柱は欲しいよね。得意分野で攻めるのが一番手っ取り早い
最初は安定した収入の柱が欲しくて、とりあえずブログや動画(Youtube実況)など色んなことを試してはいましたが、どれも花を咲かすことはありませんでした(根気がないから、、、)
最終的に行き着いた先が、やはり本業であるウェブデザインを生かした副業でした。
時間的な余裕があるんなら、長期的な視点でブログ運営などをしていくのもありかなぁ~と思うんですが、数ヶ月後・数年後を見据えて独立の準備をしていくんであれば、悪手以外のなにものでもありません。
得意分野で柱をつくるのが一番早いですね。
私がそうでした。