高校卒業してからぶらぶらとフリーターをやっていた時期がありました。
生来人見知りで、1人で黙々とできるような仕事は何かないかなぁ、と探していて、工場勤務が1番向いてるんじゃないのかなあと思って軽い気持ちでバイトをしていました。
目次
とりあえず工場でバイトを始める
2年か3年工場バイトを続けることになるんですが、本当に毎日が非生産的な作業の繰り返しでとにかくしんどかったのを覚えてます。
作業内容は、コンビニに配送する商品を店舗別に仕分けする内容だったんですけど、基本的に毎日作業内容が変わるわけではないので、いつも同じ作業の繰り返しでした。
「刺身にたんぽぽ乗せる作業」と揶揄するフレーズがありますが、まさにあの状態です。
今日も明日も明後日もおなじ作業の繰り返し
ひたすらひたすら同じことの繰り返し。
時間が経つのがもうゆっくりゆっくりで、、、作業時間が退屈で仕方なかったのを覚えています。
深夜勤務で大体23時ぐらい出社で、朝の8時位まで(1時間休憩あり)ほとんど立ちっぱなしでの作業でした。
毎日のように出社してタイムカードを押すたびに、今から朝までか、、、と考えてしまいものすごい憂鬱になっていました。
でも一番しんどいのは人間関係
もちろん仕事内容はきつかったですが、もう一つ憂鬱だったのは人間関係です
工場作業は誰でもできる内容でしたので、(表現は悪いですが)勤務するスタッフは概ねどこかしらガラが悪い人が多かったです。
スタッフ同士で罵声をとばしていたり、露骨に機嫌が悪いような人がいたり、そもそも話題の大半が酒・ギャンブル・女っていう昭和ただよう感じで、隠キャの私には会話1つとってもなかなか入り込むのが難しかったです。
ガラが悪い人が多い気がする、、、
また、あまりものを言わない性格なので、社内でもどうしても下に見られることが多く、変にいじられたりすることもあり、わずかな休憩時間であってもあまり体を休める事はできませんでした。
逆に変に気に入られてしまって、朝方仕事終わりのフラフラの状態のときに、今から飯食いに行くぞ!とか、今から遊びに行くから付き合え!とか、断りにくい要求が飛んでくることもしばしばありました
深夜勤務で時給1000円位だったので、多少嫌なことがあっても頑張ろうと思っていましたが、バイトの間ずっと、憂鬱な気分が抜けなかったため、生きた心地のしない日々をずっと送っていました。
基本的に男しかいない職場
唯一のメリットと言えば、コンビニへの仕分けの商品が余ってしまって、それをたまに持って帰ることができたくらいです。
また基本的に男が95%なので、若いうちにそんな所でバイトをしてしまうと、女性と出会う機会というのはまず生まれません。
工場勤務は楽じゃない。コミュ障にはきつい
改めてデメリットだらけの工場勤務ですが、なぜネット界隈において、工場勤務を進める風潮があるのか、経験者からみて不思議なときがあります。
話すのが嫌なら工場いけとか、人と接点ないから楽だぞとか、、、
本当にそう思ってる?
工場勤務であっても、人並みなコミュニケーションスキルは求められます。
短期でやるならOK。長期でやると心が死ぬ
個人的にはお金はボチボチ稼げたのですが、それ以上に時間を無駄にしてしまったなぁと言う後悔が非常に強いです。
まずやってみるバイトとしてはオススメはできません。
苦痛な時間を過ごすことになりますよ。